いろんなお仕事・バイト職業図鑑

ブラック仕事も儲かりそうな楽しい仕事もいろんなお仕事・バイトの体験記です。

コロナ関連のバイトは総じて時給が高い

コロナ不況のせいで、シフトが減った、仕事がなくなった。そんな不幸に見舞われた方は日本全国にいらっしゃることでしょう。
 
実は私も、長年に渡り居酒屋のホールをしていたのですが、
昨年1月、人員整理でクビになってしまいました。
 
酒を提供できなくて、お客様が来ないのだから仕方ありませんね。
 
そんな折、次はどこで働こうかと求人サイトを眺めていたら、ある文言が目に留まったのです。
『コロナワクチン接種の予約受付』
 
ふーん、ああいう業務もバイトを雇ってるんだな〜、と思いながら、画面をスクロールしてビックリ。なんと時給が1500円とかなりイイ金額だったのです。
 
さっそく応募して実際に働き始めたのですが、これが本当に最高の仕事でした。時給は高いし、業務は楽だしで言うことなし。
 
今回はそんなコロナに関するバイトの実情をご紹介しましょう。
私は現在まで、2つの異なるコロナ関連バイトをやってきました。
 
まず1つが先ほどの「ワクチン接種の予約受付」の電話業務です。 
求人サイトで「コロナ ワクチン 予約」といったワードで
検索すればいくつも見つかるでしょう。
 
具体的な業務内容は、かかってくる予約の電話を受けるという、いわば電話番のような仕事です。
 
もちろん私は、その手の仕事をしたことのない全くの未経験。
ですが、求人サイトから応募すると、人手不足のおかげで、書類を送っただけで即採用されたのです。
1日の流れは以下のとおり。
 
朝8時30分に出社したら、電話が何十台も並んだ部屋に入室して、かかってくる電話を取ります。 
うちの会社では、行政から電話業務だけを下請けしていたので、市民から直接電話がかかってくるのです。
「〇月×日にワクチン予約を取りたい」や「接種券をなくしたので再発行したい」といった内容の電話を、マニュアルどおりに対応していきます。
 
中には「オイ! いつになったらワクチン打てるんだよ!」
とブチ切れる相手もいましたが、基本はネットが使えない高齢者が相手なので平和なもんです。 
たとえ難しい質問を投げかけられても、私は専門の職員につなぐだけなので、本当にマニュアルまんまに動くだけ。

 

昼休憩を挟みながら夕方5時まで働き、時給が1500円なので1日あたり1万2千円の収入です。体力も使わずに、電話を受けるだけの単純な業務なので、正直めっちゃ美味しい仕事です。 
ところが、この仕事は半年間の期間限定の募集だったため、結局辞めざるを得ませんでした。
 
できることならもっと続けたかったのに!

残念です!予約バイトを辞めてからは、現在まで、街にあるコロナの抗体検査場でアルバイトをしています。
ほら、繁華街とかで見たことありませんか?
「即時抗体検査 30分で結果がわかる!」といった看板が出ている店です。
 
求人の探し方は先ほどと同じくネットで「コロナ バイト」
と検索して探しました。
 
なんと時給は先ほどよりも高い1600円。どうやらコロナ関連のバイトは総じて時給が高
いようですね。我々からしたらありがたい話です。
 
そして、仕事の方も同様に、楽チンな内容でした。
 
抗体検査を受けに来たお客様に、必要事項を記入してもらって、検査の手順を説明する、たったこれだけです。
 
実際の検査は、別の専門家がやってくれるので、私はあくまで説明要員。
 
とはいえ、昨年のお盆や年末は、帰省前に検査したい人が殺到して多忙でしたけどね。1日に200人以上が来店し、長蛇の列ができて、てんやわんやの大騒ぎでした。
 
まあ、そんなピークも二週間ほどで収まるので、それ以外のオフシーズンは超ヒマです。1日に30〜80人ほどの来客数でしたから。
 
客がいないときは店の前で、ティッシュを配ったりしてましたよ。ティッシュを配って、書類を書かせるだけで、時給1600円もらえるんですから、美味しいでしょ?
1日に10時間の勤務なので、日当は1万6千円。普通のバイトに比べたら、圧倒的なコスパの良さですよね。
 
この手の、コロナに関連した割のいいバイトは、全国的にあるようなので、気になる人はぜひ探してみてください。